桜の季節 

WC「対戦」決定

第4章 90回

2020/11/29

野澤登真㊧と松野遥弥に意気込みを聞いた

 ウインターカップが12月23日に開幕する。3年連続7回目出場の桜丘は1回戦で日大豊山(東京都)と対戦。勝てば、2回戦では第1シードの洛南(京都府)と戦う。

 日大豊山戦は、同23日午後2時から武蔵野の森総合スポーツプラザ、洛南戦は同24日午後3時40分から東京体育館で移動を伴う連戦となる。

 組み合わせが決まり、江崎悟監督に話を聞くと「洛南をやっつけたい」と、返ってきた。今年の洛南は京都府予選で優勝候補の一角となる東山を倒し、前評判が高い。選手の質は高く、2012年以来8年ぶりの4強進出を狙う。

 開幕を前に、野澤登真主将に意気込みを聞いた。「洛南との一戦が大きな山になる。格上相手にどれだけ自分たちがぶつかることができるか、乗り越えることができるかが試される。相手は身長、能力の高い選手がそろう『エリート集団』で、自分たちは、いわば『雑草集団』だと思う。雑草なら雑草らしく、泥臭く、どこにでも根を張り、何度踏みつけられても諦めず立ち上がり続ける姿を見せたい。もちろん、ぶっ倒して勝つつもりです」と決意を見せた。

 エース松野遥弥は「洛南はチームバスケや個々のレベルも高いので、開幕までに、洛南を倒せるように桜丘の選手1人1人の能力を上げ、チーム全体で勝利をつかみたい。個人では、世代別の日本代表候補4人を擁する洛南と互角に戦い、相手以上のプレー、得点を量産できるように結果を出したい」と力強く話した。

 筆者が記者仲間に聞いた限りでは、洛南の勝利を予想する声が多かった。視点を変えれば「桜丘が勝った時のインパクトは絶大」だ。それが楽しみでワクワクしている。

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