愛知県中学生バスケ新人大会東三河予選
2020/12/27
松井武蔵が果敢な攻めで桜丘を優勝へ導いた(牟呂中学校で)
愛知県中学生バスケットボール新人大会東三河予選会は26日、最終日の男子決勝が牟呂中学校体育館で行われ、桜丘が62―35で牟呂を下し優勝を決めた。東三河上位3チームは2月から始まる県大会に出場する。
決勝では、桜丘が高い組織力と堅守速攻で圧倒し、東三河の頂点に立った。
桜丘は、試合序盤から積極的な守備で主導権を握り、松井武蔵を中心に山口琉禾や大嶋友貴、西口漣が次々に得点を挙げリードを奪った。
後半に入っても桜丘の攻勢は衰えず、メンバーを入れ替えながら内外の多彩な攻撃を仕掛け、27点差で勝利を収めた。
牟呂は、中薮成哉や松尾郁哉らの個人技で突破を図ったものの、反撃及ばず準優勝に終わった。
試合後、桜丘の水越悠太監督は「コロナ禍で十分な練習が積めず、大会日程も変更される難しい状況だったが、選手たちはよく対応してくれた。県大会へ向けてしっかり準備を整えたい」と話した。
攻守で活躍した松井は「優勝できてうれしい。全員がそれぞれ目標を持ち、チームとして良い流れを作れた。県大会では緊張で固くならず自分たちの力を出し切りたい」と意気込みを語った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、今大会は当初の日程を大幅に変更して行われ、感染対策として全試合無観客で実施された。