生徒ら息の合った演奏を披露

豊橋で桜丘学園吹奏楽部第34回定演/拍手と笑顔で会場盛況

2021/03/22

生き生きと演奏する生徒ら(アイプラザ豊橋で)

 中高生らしいのびやかな音色が聴く人の心に響く―。桜丘学園吹奏楽部の第34回定期演奏会が20、21両日、アイプラザ豊橋で開催された。中学・高校の生徒とOBが、600人の聴衆を前に息の合った演奏を披露した。

 20日の公演では、第1部として中学・高校生がそれぞれクラシックの名曲を演奏した。第2部では、高校生がミュージカル「メリー・ポピンズ」に挑戦。劇中の名曲にのって歌い踊った。脚本や演出も生徒が担当。クライマックスの「スーパーカリフラジリティックエクスピアリドーシャス」では、会場も一緒になって盛り上がった。

 第3部は中高生にOBを加えた約100人が「ディズニーファンティリュージョン」「タイタニック」「明日も」と交響組曲「ハリー・ポッター」を披露した。1年の活動の集大成となる演奏に聴衆は大きな拍手を送り、生徒らも笑顔で応えた。

 顧問の小笠原克徳教諭は「新型コロナで練習時間の少ない中、よくがんばった。この1年、思うように発表ができないこともあったが、無事定期演奏会ができてよかった」と話した。

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