色とりどりに個性アピール/「キモノでジャック」観光客も興味津々
2025/05/19
「キモノでジャックin愛知」に集まった参加者(蒲郡市竹島水族館で)
18日昼過ぎ、蒲郡市竹島水族館前の広場に着物姿の男女がひしめいた。「キモノでジャック」と銘打ち、県内各所で奇数月に開かれる恒例イベントで、85人が参加した。
「キモノで愛知を埋め尽くせ!」を合言葉に、「着物好き」が集合した。参加者らは色とりどりの着物、浴衣、羽織はかまを身にまとい、帽子や小物で個性をアピール。全員で円陣を組み、記念撮影を楽しんだ。周りの観光客らは興味深そうに眺めたり、一緒に写真に収まったりしていた。
初めて参加したという名古屋市の辻本繭子さん(42)は「着物でお出かけできるイベントを探していた。いろんな人の着こなしを見られて楽しいです」と笑顔で話した。
参加条件は着物姿であることだけ。イベントを運営する「キモノでジャックin愛知」がインターネット上やチラシで参加を呼びかけている。
代表の柴川義英さん=西尾市=は「着物好きがゆるく集まるイベント。着物に興味を持ってもらえれば」と話した。