サーラと創造大が包括協定

2007/05/11

協定書に署名し交換する神野代表㊨と後藤学長

 サーラグループ(豊橋市白河町、神野信郎代表)と、豊橋創造大学・同短期大学部(同市牛川町、後藤圭司学長)は10日、豊橋商工会議所で「産学連携・協力に関する協定」を締結した。両者にとって産学の包括的な連携は初めて。

 調印式で神野代表は「地域に密着した両者が手を結ぶのは意義深い。若い学生のエネルギーをいただき、どう生かせるか楽しみ」、後藤学長は「本学の教員には、経済流通、情報システム、福祉リハビリ、スポーツなど多数の専門家がいる。サーラグループのニーズに合わせて協力していきたい」と、それぞれ連携に対する期待を語った。

 創造大側が、月内をメドに教員のシーズ(技術やノウハウなどの種)を取りまとめ、その中からサーラ側に提案していく。

 今後の連携交流として、街づくりの推進、開発研究、文化、福祉、スポーツ、大学側がサーラグループなどに共同で事業を行うほか、大学側がサーラグループ各社に出張講義、サーラ側の社員が大学で講義、インターンシップの受け入れと学生側の発表会などが検討されている。駅前活性化を考える「豊座」に創造大の関係者をメンバーに招くことも検討している。

 連携に関する協議会は現時点では置かず、両者のコーディネーターを通して進めていく。

 サーラグループは、今回の提携を機に他大学との包括連携も検討し、地域密着企業として産学官連携を深めていくものとみられる。

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