自動車輸入31年連続日本一

名古屋税関豊橋税関支署/三河港2023年貿易概況速報

2024/02/01

三河港を走る外国車(豊橋市内で)

 名古屋税関豊橋税関支署が発表した三河港の2023年の貿易概況(速報)によると、輸入車の金額と台数は31年連続で全国1位を記録した。

 自動車の輸入金額は前年比31・8%増の9917億7900万円。過去最高だった22年を上回り、同港として最高額を更新した。輸入台数は2年ぶりの増加。輸入金額、台数とも全国1位の連続記録を31年に伸ばした。

 同港には、メルセデス・ベンツやフォルクスワーゲンなど、名だたる外国自動車メーカーが輸入拠点を置いている。

 また同港は、自動車の輸出拠点の側面も併せ持つ。輸出金額は3兆4651億500万円(前年比45%増)、輸出台数は86万294台(同18%増)で、ともに日本を代表する国際貿易港の名古屋港に次ぐ全国2位につけた。

 三河港では、自動車の取引が輸出額の95・5%、輸入額の87・9%を占め「自動車港湾」として特徴づけられている。自動車以外を含めた同港の貿易額全体をみると、輸出額(3兆6271億円)から輸入額(1兆1287億円)を差し引いた貿易収支は、2兆4984億円の黒字だった。

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