凧揚げの滞空時間競う

田原・衣笠小がカイトダンス競技会で勝利

2024/02/01

夢中で糸を引く児童たち(田原中学校体育館で)

 田原市立田原中部、衣笠両小学校の凧クラブが1月30日、市立田原中学校体育館を会場に伝統の田原凧で揚げ比べをした。揚げた凧の滞空時間を競う「カイトダンス競技会」を行い、2回目となった学校対決は衣笠小が勝利、前回の雪辱を晴らした。

 両校の凧クラブは、江戸時代から伝わる田原凧を受け継ぐ田原凧保存会の会員から指導を受ける。前年度同様に「2枚凧」(A3判2枚相当)の製作、凧揚げの練習を進め、集大成としてカイトダンス競技会に挑んだ。

 田原中部の4~6年生16人と衣笠の4~6年生11人が参加。保存会の会員らが各校を応援し、サポートした。両校から4人ずつ出て凧を揚げ、一番長く舞っていた凧の学校が勝利。少しでも長い時間揚がるよう児童たちは、夢中で糸を引いていた。先生らの大凧の揚げ比べも行い、勝ち数を合計、昨年負けた衣笠に軍配が上がった。

 衣笠の6年、水野魁来君は「自分だけでなく、みんなの力で勝てました」と話し、4年の石川鉄真君は「正直、揚げるのが心配だったけど、勝ててよかったです」と喜んでいた。

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