「東三河経済フォーラム2024」

地元製造業3社へ「東三河ものづくり大賞」

2024/02/07

「東三河ものづくり大賞」受賞社の代表ら

 地域の商工会議所と商工会でつくる東三河広域経済連合会(神野吾郎会長)は6日、ホテルアークーリッシュ豊橋で「東三河経済フォーラム2024」を開いた。「東三河ものづくり大賞」の表彰式では、地域の製造業3社に同賞を贈った。

 東三河ものづくり大賞は、アブラックス(豊橋市神野新田町)「CO2排出量削減を実現する『バイオ潤滑油』」▽tantore(タントレー、同市向草間町)「舌筋トレーニング向けシート状グミ『tantore sheet』の開発で無呼吸症候群と誤嚥性肺炎予防」▽艶栄工業(蒲郡市宝町)「ニドムを利用したバイオ加工の確立~セルロース繊維のヴィンテージ化を実現~」―の3社が受賞。授賞式では、各社が受賞内容のプレゼンテーションを行った。

 また、昨年のNHK学生ロボコンで2年連続優勝を果たし、カンボジアで開かれた国際大会で初優勝した豊橋技術科学大学ロボコン同好会が特別賞を受賞した。

 特別講演では、豊橋市出身で元検事総長の弁護士、林眞琴氏が登壇し「組織の危機管理~不祥事対応の事例から~」をテーマに話した。「検察不祥事の後始末や検察組織の改革に携わってきた」と、検察官・行政官として関わった、刑法・監獄法・刑事訴訟法の改正について解説。そうした経験から「大きな組織では不祥事が起こる前では『創造的破壊』は難しい」とし、「不祥事は変化するチャンス。徹底的に変わることが危機管理の要諦だ」と説いた。

講演する林氏

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