豊橋中央高校3年生/「卒業献血」で社会貢献
2024/02/07
献血する3年生(豊橋中央高校で)
豊橋市鍵田町の豊橋中央高校(高倉嘉男校長)で6日、3年生が「卒業献血」を行った。希望した85人が県赤十字血液センター豊橋事業所の献血バスで、400㍉㍑の献血に協力した。
このうちの池山弘晟さん(18)は献血を終えた後、「白血病にかかった人々の動画を見て、血液を必要とする人々の役に立ちたいと思った。痛くもなかったので就職後も機会があれば、またやりたい」と語った。
中央高では2020年から毎年、社会貢献の一つとして、卒業を控えた生徒を対象とした豊橋事業所の「卒業献血キャンペーン」に協力して卒業献血を行っている。3年生は事前に豊橋事業所のセミナーを受けて、献血について理解を深めたという。
この時期にほかに3年生を対象に、市職員や専門家を招いて「デートDV予防啓発講座」「青少年のネット安全・安心講座」「生活設計・家計管理について」などの出前講座も行っている。