旅館に眠る食器類売ります

26日ごりやく市で蒲郡・こはぜの会/収益は能登半島地震被災地へ

2024/05/02

ごりやく市で販売する食器をアピールするこはぜの会の皆さん(蒲郡市役所で)

 蒲郡市の温泉旅館のおかみでつくる「こはぜの会」は、旅館で使わなくなった食器類を、26日に開幕する中央通り商店街のテント市「福寿稲荷ごりやく市」で販売する。収益は能登半島地震の被災地に寄付する。

 こはぜの会の渡辺栄子会長によると、旅館では団体客の減少に伴って、宴席で使う大皿や舟盛りの器などの出番がなくなり、倉庫にしまわれたままになっているという。持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みの一環で、廃棄物を減らすため、倉庫に眠る食器類の再利用を促すことにした。

 石川恭子副会長は「料理をのせるだけでなく、花を飾ったり、お膳を収納に再利用したり、アイデア次第で使い方が広がる。眠っていた器も喜んでくれると思う」と話した。

 ごりやく市は11月にかけて3回開かれる。初回は80点ほど並べる予定だという。500円から2000円ほどの割安価格で販売する。

 さらに、こはぜの会が主催する各旅館のイベントでも販売を予定している。日程は市観光協会のホームページに順次掲載する。

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ごりやく市で販売する食器をアピールするこはぜの会の皆さん(蒲郡市役所で)

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