豊橋で初心者向けのアーチェリー教室/秋にも開講
2024/05/05
的を目がけて弓を引く受講生たち(豊橋市武道館弓道場で、提供)
豊橋アーチェリー協会(松澤伸好理事長)が、今年度も初心者向けのアーチェリー教室を6月まで開いている。受講生の約20人のうち、半数は小学生と子どもたちに人気だ。
豊橋市今橋町の武道館弓道場で、6回にわたり開講。協会の理事10人が付き添い、基本的なルールからグローブやチェストガードなどの道具の使い方、人に向けて弓を引かない、空撃ち(矢がない状態で弓を引くこと)はしないといったマナーを指導する。
実際に的を目がけて射る実技指導では、弓の引き方や力の入れ具合などをアドバイス。最初は的まで5メートルの距離から、開講を重ねるにつれて距離を広げていき、最終的には初心者クラスの試合に出場できる18メートルの距離に挑戦する予定だ。
秋にも後期講座として開講する予定(6回で3000円)で、理事で30年以上の経験がある安藤康生さん(72)は「マイナーなスポーツだが、地元にもアーチェリーができる環境があることを知ってほしい。マナーを守る姿勢が身に付くので、お子さんに魅力を伝えたい」と話す。