介護技術について実演交え報告

宝陵高校福祉科3年生19人による介護実習報告会開く

2024/11/02

介護実習について報告する生徒ら(宝陵高校で)

 豊川市の県立宝陵高校福祉科の第3学年19人による介護実習報告会が1日、同校の介護実習室で開かれた。

 特別養護老人ホームや老人保健施設で学んだ介護実習の成果を、福祉科第2学年生徒20人と、第3学年の保護者と教職員に向けて発表した。

 生徒らは、豊川、豊橋、新城各市内にある5つの特別養護老人ホームと2つの介護老人保健施設に分かれて、20日間の介護実習を行った。

 報告会は実習先の施設ごとに行われ、初めに施設の特徴を紹介。その上で、実習内容と、担当した施設利用者の状況と課題を上げ、解決に向けて行った支援や介護技術について実演を交えながら報告した。

 生徒たちは実習を通して、利用者の気持ちに寄り添うことの大切さ、一人一人異なる介護情報の把握、信頼関係を築くことの重要性について発表し、「利用者の立場になって支援することの大切さを学ぶ実習になった」と振り返った。

 すべての介護実習を終えた3年生たちは来年1月、介護福祉士資格取得を目指し、国家試験に臨む。

2024/11/02 のニュース

介護実習について報告する生徒ら(宝陵高校で)

有料会員募集

今日の誌面

有料会員募集

東三河学生就職NAVIリクルーティング

高校生のための東三河企業情報サイト

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP