地域スポーツ企画「とにすぽ」
熊本みくる 区間賞に挑む
2024/11/04
熊本みくるが区間賞に挑戦する
◆大舞台へ挑戦
サラブレッドが持つ特別な才能は彼女自身の向上心とたゆまぬ努力でさらに磨かれている―。愛知県中学校駅伝で、連覇を狙う豊川西部(女子)のエース熊本みくるが、昨年に続き大舞台へ挑戦する心の内を明かした。
名門・トヨタ自動車の熊本剛監督を父に持ち、前々回の愛知駅伝で区間賞を獲得するなど、東三河陸上界に彗星(すいせい)の如く現れた逸材、ダイヤの原石。全国トップクラスのスピードとスタミナ、気持ちの強さを併せ持つ。
陸上競技を本格的に始めたのは、小学6年生。この2年間で心身ともに大きく成長し、タイムも飛躍的に伸びた。チームを背負うエースの自覚も芽生えた。
熊本を擁する豊川西部中は昨年の県大会で優勝し、30年ぶり2回目の全国出場を果たした。今秋、2年連続となる大舞台を目指す。
熊本は「自分らしい走りで区間賞を取る。このチームで絶対に勝ちたい。全力を出し切り優勝したい」と話した。