地域スポーツ企画「とにすぽ」
9日に第73回愛知県中学校駅伝
2024/11/04
豊川西部が昨年に続き大舞台を目指す
第73回愛知県中学校駅伝大会が11月9日に新城市総合公園陸上競技場で行われる。各支部を勝ち抜いた男女各10チーム(東三河は11チーム)が出場、全国大会の切符を争い熱戦を繰り広げる。
◆連覇を目指す
昨年に続き、豊川西部(女子)が連覇を狙う。田中芳昌監督は「昨年に比べて選手層が厚くなり、チーム内の競争によって選手1人ひとりの意識が高まった。地の利を生かし(東三河開催)優勝を決めたい」と話した。
今年は絶対的エース熊本みくるや近藤紗杏弥を擁し、東三河予選ではアンカー勝負にもつれ込む鳳来との激しい一騎打ちを制した。昨年よりも充実した戦力で鳳来、新香山との3強対決に挑戦する。
日々の練習では、選手たちがそれぞれテーマを掲げ、大会での自己ベスト更新を目標に、切磋琢磨(せっさたくま)しながら自分自身と向き合いチーム力を高めている。大舞台を目指す特別な気持ちが、強化の好循環につながっている。
主将としてチームを引っ張る今村かのんは「心が折れそうな時も互いに支え合ってきた。みんなで力を合わせ勝ち進みたい」と話し、中学最後の全国大会に懸ける思いを見せた。