地域スポーツ企画「とにすぽ」
吉井裕鷹/泥臭く攻守で活躍
2024/11/18
吉井裕鷹の働きが三遠の飛躍につながる
大野篤史HCが千葉ジェッツを率いた約5年前から獲得を熱望したというSF吉井裕鷹。今夏、その思いが届き念願の共闘が実現。今季は全試合にスタメンで出場し、新たな指揮官の期待に応える活躍を続けている。
大阪府出身の26歳、身長196センチで体重94キロ。大学卒業まで地元でバスケを続け、アルバルク東京に加入した。パリ五輪では、日本代表の中心選手としてチームに貢献し、世界レベルで通用することを証明した。
出場時間と自身の成長を求め移籍した三遠では、外国人にも負けない強靱(きょうじん)なフィジカル、周りを生かす泥くさいプレーと高確率で決める3点シュート、相手エースを封じ込める守備力を武器に攻守で活躍、大野HCが絶対的な信頼を寄せる選手となっている。
2季連続の中地区優勝、そしてbjリーグ時代以来の日本一へ、吉井の獅子奮迅の働きが三遠の飛躍に直結している。