来月3日から社会実験「みなとまちvillage」/港湾環境整備計画制度活用目指し蒲郡市
2025/05/30
設置されたトレーラーハウス。左が飲食用、右は物販用(蒲郡市港町で)
蒲郡市港町の竹島ふ頭に2台のトレーラーハウスが出現した。市は来月から期間限定で飲食店や物販店に貸し出し、一帯のにぎわいづくりにつなげる社会実験「みなとまちvillage(ビレッジ)」を繰り広げる計画で、民間の出店を募っている。
市は、蒲郡駅周辺から竹島にかけての東港地区の開発を目指している。社会実験を通じ、将来の施設誘致に向けて、来店者数や売上などを検証。港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)の活用を目指す。
みなと緑地PPPは国が始めた新制度で、官民連携で港のにぎわいを創出するため、民間に公有地を長期にわたって貸し付けることが可能になる。
みなとまちvillageの実施期間は6月3日から8月末まで。水曜定休。営業時間は午前9時から午後9時。
出店の対象期間は飲食が7月1日~、物販は6月16日~。1週間以上を基本とし、使用料は飲食用トレーラーが売上の10%で、休日に売上5万円を超えた場合は3000円増し。物販用は1週間7000円、1日単位では平日1000円、休日2000円。詳細は市ホームページで確認できる。
問い合わせは、市みなとみらい課=電話0533(66)1281=へ。