「絆の会」が署名活動

北朝鮮拉致被害者の早期帰国協力訴え/豊橋

2026/03/30

署名活動を行う守屋さん㊥と荒木会長㊧ら(豊橋駅前で)

 北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんらの早期帰国を求める署名活動が29日、豊橋駅前ペデストリアンデッキで行われた。東三河で活動する「絆の会」メンバー7人らが「めぐみちゃんを帰せ」などと記したのぼり旗を掲げ、被害者救出に向けた協力を求めた。

 メンバーらは「すべての拉致被害者を1日も早く救出しなければなりません」などと政府宛てに記した署名用紙への記名を求め、声を張り上げた。

 また「絆の会」の発起人、守屋美喜雄さん(83)がめぐみさんの母、早紀江さんや2020年に亡くなった父、滋さんとの間で交わした手紙を紹介。わが子との再会を待ちわびる家族の思いを市民に訴えた。

 守屋さんは、2018年からNPO法人、全日本軟式野球協議会の理事長として、豊橋で開かれていた「横田めぐみ杯全国軟式野球大会」を開催。数年前に大会が終わり、昨年から東三河各地の大通りでのぼり旗を掲げて立哨活動を行っている。

 早紀江さんから「私も年を取った」などという声を聞き、「何もやらずにはいられない」と草の根での活動を始めた。会は今後も立哨活動や署名活動を実施する。守屋さんは「早紀江さんをこれ以上悲しませるわけにはいかないという一心。できる限りのことを続けていきたい」と意志を示す。

 ◆苦闘の日々
 長年にわたって交わした手紙には「力を頂いております」というねぎらいや「早く再会の時を神様に祈り続けている」という苦悩、送った絵はがきについて「美しい詩情にあふれた海辺の少女・めぐみを思い出しました」など、今なお続く苦闘が記されていた。

 この日は、会の世話人として荒木工務店(三ノ輪町)の荒木光男会長(82)も参加。雨の日にも活動を続ける同会のようすを見守ってきた。拉致問題に関心を持たない国民が増えることに危機感を抱いている。「子を持つ親ならば誰もが苦しみを理解するはず。若い世代にも思いをつなげていきたい」と話している。

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