潮音寺の長藤が見ごろ迎える

夜間ライトアップで幻想的な光景も楽しめる/田原

2026/04/19

見ごろを迎えている「長藤」(潮音寺で)

 田原市福江町の潮音寺で樹齢100年を超える「長藤」が見ごろを迎え、訪れた人たちはフジ棚から垂れ下がった花房と甘い香りを楽しんでいる。

 幹周り95センチの長藤は、約20メートル四方の藤棚に広がり、薄紫色の花房が伸びる光景は、檀家(だんか)や地域の人らに親しまれている。今年は、暖かい日が続いたことなどから開花は例年より5日ほど早いという。

 18日も花見客らが次々と訪れ、棚の下のベンチに座って春風に揺れる花房を見上げたり、写真を撮ったり。のどかな春を満喫していた。

 寺の長藤は、宮本利寛住職(79)が50年近く手入れを続けている。

 春先には、房が絡まないよう枯れた枝を切るなど、長年の経験に基づいた独自のせん定作業をこなす。年齢を重ね、作業が大変と言うが、「きれいに咲いた長藤を皆さんに見せたい」とこつこつと手がけている。

 夜間はライトアップも行い、幻想的な光景も楽しめる。27日ぐらいまで実施予定。宮本住職は「花房がまだ伸びるので、ぜひお越しください」と話している。

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