中央高女子バレー部、決勝戦へ

2008/01/30

練習に熱が入る豊橋中央高校女子バレーボール部(同校体育館で)

 「春高バレー」として知られる第39回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会の愛知県代表校を決める決勝戦が2日正午、豊田市のスカイホール豊田で開かれる。2年連続6度目の出場をめざす豊橋中央高校女子バレーボール部(小林幸夫監督)は、宿敵・人間環境大学岡崎学園(人環大岡崎)と代表の座を争う。

 「相手(人環大岡崎)が伸びてきている」と気を引き締めるのは小林監督。これに加え、平均身長の差も指摘する。豊橋中央が167センチに対し、相手は171センチ。「平均で4センチの差は大きい。まともに打ったら(ブロックで)やられる。かわすスパイクと確実なレシーブで戦う。サーブで攻めたい」。全国大会については「今は考えていない。目の前の1戦に集中するだけ」といい切り、代表決定戦に全神経を傾ける。

 同校はレシーブが強み。この日行われた練習でも、強烈なスパイクはもちろん、ブロックされた球にも機敏に反応。思いもよらぬ方向に落ちても確実に拾うなど順調な仕上がりを見せている。

 攻撃にも期待がかかる。坂本絵梨主将(2年、名古屋市天白中出身)は、160センチとバレー選手にしては小柄ながら、天性のジャンプ力で高いポイントからスパイクを打つ。1年生ながらレギュラーを獲得した下村真悠選手(豊橋南部中出身)は170センチの身長を生かしたセンスあるプレーが魅力。

 戦いを前にした坂本主将は「サイドアタッカーが大きくないので、みんなで粘ってつなぐ全員バレーをする」と意気込みを語った。

 応援も力が入る。同校では、試合当日、バスを仕立て200人規模で会場に行き、チームを後押しする。

 試合の模様のテレビ放映は、3日午前1時20分(2日深夜)から東海テレビで予定されている。

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