事業化目指すワークショップ始まる/参加者ら街の魅力や課題など探る/新城
2026/09/26

オーナーの話を聞く参加者ら(新城市で)
新城市中心部の空き物件を使って、街の活性化につながる事業を始められないか考えるワークショップ「空き家クエスト」が25日、始まった。参加者は対象物件を見学し、オーナーらの話に耳を傾けたほか、周辺を歩いて街の魅力や課題を探った。
文具店、事務所だった同市町並の二つの物件を舞台に、3日間かけて具体的な事業プランを練り上げる。市雇用創造協議会が主催し、市内外から10人が参加する。
初日は、浜松市で空き物件の利活用に取り組む会社「シンクス」の代表、大端将さん(40)が講師を務めた。大端さんは「物件そのものだけでなく、街の成り立ちや課題にも目を向けて事業を考えてほしい」とアドバイスした。
市内から参加した女性(35)は「自営で集客支援の仕事をしているが、自分も(店を営む)プレーヤーになってみたい。どんな店が街に合うのか、考えていく」と意欲を語った。
対象物件はいずれも、「しんしろ軽トラ市」が毎月開かれる大通りに面する。文具店だったビルを所有する佐野守孝さん(77)は「新しい事業者が育てば街も元気になる。応援したい」と話した。