2008/09/14
介護体験について話す田沼さん(豊橋創造大学で)
豊橋創造大学の福祉情報展が13日、同大キャンパスで開催された。現代GP採択事業の「福祉講演会」も開かれ、フリー編集者の田沼祥子さんが、自身の在宅介護体験をもとに「食事と社会生活と介護」と題して講演した。
田沼さんは13年間、夫を在宅で介護し、そのときの経験を「いのち抱きしめて―在宅介護13年」という本にまとめた。
田沼さんは介護当時の写真をスライドで見せながら、食事や排便の処理などの苦労を話した。
また介護の心構えとして「高齢者や病人には、その人なりの生きる意欲を引き出し支えることが基本」と強調した。