豊橋中央、優勝候補に大健闘

2009/03/25

相手ブロックを突き崩す主将・下村のスパイク(東京・国立代々木競技場で)

 第40回春高バレーは24日、東京・国立代々木競技場で男女・準々決勝が行われた。愛知県女子代表の豊橋中央高校は、優勝候補の古川学園(宮城)に食い下がったが、セットカウント0―2(16―25、19―25)で敗れ、4強入りはならなかった。

 豊橋中央は、99年以来の優勝を狙う古川学園に正面からぶつかった。1年生エース石橋遊美が果敢にアタックしたが、高い壁にはね返される。中盤から主将・下村真悠(2年)らのスパイクが決まり、差を詰めていくが、追いつけなかった。

 第2セットは序盤、互角のスコア。攻撃のリズムも出てきた。下村、石橋、三浦莉久(1年)らの緩急をつけた攻撃が効果を発揮。しかし、経験に勝る古川学園が試合巧者ぶりを見せ、逃げ切られた。

 小林幸夫監督は「全国のレベルが少しわかった。この経験は大きい」と収穫を得たようすだった。

 下村主将は「自分たちのバレーを出しきれなかったけど、みんながんばった。共栄学園に勝てたし、今までで最高の結果(ベスト8)に満足」。

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