2011/02/19
豆腐に針を刺す生徒(藤ノ花女子高校で)
藤ノ花女子高校(豊橋市老松町、山崎宏人校長)は18日、同校藤翔館で針供養・ひな祭り式を開いた。
創立以来続く伝統行事。ステージには、折れたり使わなくなった針を供えた祭壇と、7段のひな飾りが設けられた。
式典は全校生徒が出席。初めに生徒会役員が祭壇に豆ご飯やぬたなどを供え、豆腐に針を刺して供養した。生徒会長の藤原かすみさん(2年食物科)が針への感謝の言葉を述べ、全員で「供養塚の歌」を歌った。また、ひな飾りにはちらし寿司や潮汁などを供えた。山崎校長は「伝統行事としていつまでも後世に残していきたい」と式辞を述べた。
同日は表彰授与式も行い、部活や学業で功績を残した3年79人を表彰した。(小柳幸子)