「夏」をお届けお中元始まる

2012/06/15

決意表明する外商社員（ほの国百貨店で）

　３月に「豊橋丸栄」から店名を改称した「ほの国百貨店」（加古守社長）は１４日、８階催事場に「２０１２お中元ギフトセンター」をオープン。出陣式では、外商や売り場の社員ら約５０人が、２億５００万円の販売目標額達成に向け気勢を上げた。

　出陣式で、加古社長は「店名が変わってから初めての正念場。何としても目標を達成したい。ほの国百貨店の名前を全国に広められるよう、みんなでがんばろう」と社員を励ました。次いで、外商と売り場の代表社員が決意表明したあと、全員で「がんばろう」を三唱した。

　今年のテーマは「ほの国の夏を贈ります」。地元密着型の品ぞろえを充実。郷土グルメの商品を昨年より倍増させて、全体の１割を占める商品構成とした。

　ヤマサちくわ、関谷醸造など従来からある老舗ブランドに加え、地階の「街の駅トレマ」で好評の丸雅（精肉）、マルシェ・フージン（野菜・果物）、魚屋万次郎（鮮魚）が地元食材を使った商品を提供。ほの国百貨店オリジナルのドーナツや変わり種煎餅（せんべい）も、初めてギフトセンター登場した。

　売れ筋は、例年人気の清涼飲料やそうめんなどで、平均単価は３０００円から３５００円。来客のピークは７月第１週、第２週の週末とみられる。センター開設は７月２４日まで。　（石川正司）