認知症「共感」で接して

中部ガスがサポーター養成講座

2013/06/01

真剣にグループディスカッションする参加者

 中部ガス(神野吾郎社長)は5月31日、豊橋支店(同市神野新田町)で、ガス検針員対象に「認知症サポーター養成講座」を行い、同市や豊川市で活動する16人が参加した。

 講師(キャラバンメイト)は地域包括支援センターベルヴューハイツ・社会福祉士の菅沼朋美さん。

 菅沼さんは、認知症の症状や特徴、適切な対応の仕方などを説明。情緒感情面は障害を受けないため、失敗体験や周囲の反応などの記憶は残ってしまい、失敗を繰り返すと症状が悪化するため「共感して優しく接することが重要」と呼びかけた。

 間違ったゴミ出しをした認知症高齢者への良い対応の仕方を、グループで話し合って発表。模範例を聞くと「なるほどねー」と感心の声々。

 参加者の1人は「亡くなった母も認知症だった。知識の再確認ができた」と感想を話した。

 この日、同社は地域の見守り役として豊橋市徘徊(はいかい)・見守りSOSネットワーク発見活動協力機関として登録した。

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