サーラ住宅が業績予想を上方修正

分譲住宅販売が好調

2013/06/09

　サーラ住宅（水谷九郎社長）は７日、２０１３年10月期第２四半期（12年11月～13年４月末）の連結業績を発表した。前年同期より業績を落としたものの、予想を上回る売上高と利益を計上し、通期の業績予想も上方修正した。

　売上高１６２億９２００万円（前年同期比２・２％減）、営業利益６億６４００万円（同18・２％減）、経常利益６億９２００万円（同16・６％減）だった。マンション分譲により業績を伸ばした前年度に対し、今期はマンション販売がなかったため、減収減益決算となった。

　ただ、分譲住宅販売が好調で売上高は予想を上回り、販管費節減に努めた結果、利益は予想のおよそ２倍に達した。中間配当は予定どおり10円を配当する。

　上半期の好業績をうけ、通期の売上高を４・２％、利益も約22％上方修正。売上高３２３億円（同１・０％減）、営業利益11億１０００万円（同９・２％減）、経常利益11億４０００万円（同８・２％減）を見込んでいる。期末配当も５円増配して25円（通期配当35円）を予想している。