サーラカップ浜松地区予選

Ｈｏｎｄａ、フォルミーガなど７チームがトーナメント戦へ

2013/07/08

広い視野で攻守に存在感を示した⑦嶋野暖（フォルミーガ）

　小学４年生以下の「サーラカップ２０１３」浜松地区予選は７日、決勝リーグが行われ、最後のトーナメント戦に出場する上位７チームが決定した。

　第10回を迎えるサーラカップでは、今年も浜松市や三河地域の子どもたちがサッカーＪ１・ジュビロ磐田の本拠地ヤマハスタジアムで開かれる決勝大会を目指し、各地区で熱い試合を繰り広げる。

　70チーム参加の浜松予選では、予選Ｌを勝ち抜いた28チームが決勝Ｌで勝敗を競い、各組１位がトーナメント戦へ勝ち上がった。

　Ｇリーグでは、前回優勝のＨｏｎｄａが初戦で聖隷ホワイトに０―１と敗れる波乱。しかし、続く新居グリーンに２―１で勝つと、浜松大瀬戦では得意の攻撃サッカーで４―１と快勝。得失点差でわずかに上回り、薄氷を踏む思いでトーナメント進出を決めた。

　初の決勝大会を狙うフォルミーガは、司令塔・嶋野暖を中心に落ち着いた試合運びで３連勝。大原悠月や室田悠登が着実に得点を挙げ、次戦へ駒を進めた。

　同じく３連勝したＳＡＮＴＯＳは、昨年に続き２年連続でトーナメント戦進出。そのほか、カワイや北浜、浜松中郡、中ノ町が１位で通過を決めた。

　決勝Ｌでは、選手たちがチームの誇りを胸に、炎天下の過酷な状況で３試合を戦った。最後は疲労で足が止まる場面も見られたが、ヤマハスタジアムを目指す強い気持ちがゴールにつながった。

　激戦区を勝ち抜くのは、どのチームか。決勝大会の出場３枠を争うトーナメント戦は、14日に浜松市豊西グラウンドで行われる。