中部ガス上半期決算

『気温上昇で販売量減』

2013/08/10

 中部ガス(神野吾郎社長)は、2013年12月期第2四半期(1~6月)の連結業績を発表した。ガス販売量が前年同期より減少し、営業利益が5%減少した。また、9月に設立70周年を迎えることから、期末には記念配当1円を増配することを決めた。

 連結売上高は原料費調整制度にもとづく販売価格の上昇により、227億7000万円(前年同期比1・6%増)と微増したが、営業利益は21億9900万円(同5・0%減)、経常利益は26億100万円(同1・5%減)に減少した。中間配当は3・5円。

 業務用のガス販売量はほぼ横ばいだったものの、気温が前年より高めに推移した影響で家庭用販売量が前年同期より2・3%減少した。不動産事業では、分譲土地建物販売の減少等により、売上高は23%、営業利益は88%、前年同期より減少した。

 同社は9月1日、1943(昭和18)年に豊橋ガスと浜松ガスが合併してから70周年を迎える。合併70周年を記念して、期末に1円を増配。普通配当の3・5円と合わせて4・5円を配当する。

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