前年並み業績維持

サーラコーポ13年11月期連結決算/円安利益圧迫も/輸入自動車販売が下支え

2014/01/16

 サーラコーポレーション(豊橋市駅前大通1、神野吾郎社長)は14日、2013年11月期の連結業績を発表した。円安による輸入原料価格の高騰が利益を圧迫したものの、好調を続ける輸入車販売が下支えして、ほぼ前年並みの業績を維持した。

 連結経営成績は売上高1372億5200万円(前年同期比0・1%減)、営業利益16億500万円(同4・6%減)、経常利益20億5600万円(同3・4%増)。当期純利益13億700万円(同33%増)を計上。期末配当は5円で、中間配当と合わせて計10円となった。

 主力のガス事業はLPガスの販売量が家庭用、工業用ともに減少したが、原料価格の上昇に伴い売上高は微増し、利益は減少した。

 建設・土木・設備事業は、完成工事が減ったことにより売上高は減少したものの、産業用ソーラーの施工件数が増加して利益を確保した。

 輸入車販売事業は好調を続ける国内市場を背景に、フォルクスワーゲン、アウディともに新規顧客を獲得して、販売台数は過去最高を記録。売上高、利益ともに増加した。

 来期は、通期の売上高1430億円、営業利益22億円、経常利益24億円、当期純利益13億5000万円を見込んでいる。

    ◇
 サーラコーポレーションは14日、主要子会社の役員人事を発表した。ガステックサービスは新任取締役に棚橋弘之・浜松支社長と大場吉恭・ESS事業本部副本部長を、新任監査役に鈴木幸一・監査室長を内定。豊福和雄取締役は退任して参与に就任する。サーラカーズジャパンは、新任取締役に柳沼登志男・管理担当マネージャーを決めた。異動はいずれも2月18日付。

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