豊橋で新商品試食会

とまと新上/バジルラスク/とよはしポタアジュ―地元産農産物など使用/来月以降順次発売へ

2014/03/26

とまと新上

 豊橋市などが出資する第三セクター「サイエンス・クリエイト」は19日、同市西幸町の豊橋サイエンスコアで豊橋産農産物などを使った新商品の試食会を開いた。地元企業が工夫を凝らして開発した3つのメニューがお披露目された。4月以降、順次販売される。

 豊橋市食農連携商品開発支援事業補助金を活用して商品を完成させた3事業者と同事業審査員ら約15人が参加。

 同事業は2012年度に始まり2回目。市内に本社や事業所を持つ中小企業を対象に、豊橋産農産物などを活用した新商品開発を推進するため、新商品(食品)開発プランを募集・選考。優秀なプランにはコーディネーターのアドバイスや開発費を一部助成して商品開発を支援するもの。今回は13年8月に採択された6事業者のうち、開発にこぎつけた3社が出品した。

 イシグローイング(石黒功社長)はIGH(植物工場)トマトを使ったポタージュスープ「とよはしポタアジュ」を開発。あえてポタアジュとしブランド感を出した。キーワードの「土」を「あじ」と読ませるほか、具体的に野菜が想像できるように料理の色を「とまといろ」と表現するなど工夫。濃厚な甘酸っぱい風味は別の料理の素材にも使え、レシピも作成。秋以降販売の予定。価格はレトルト5食セットで2000円。

 ヤマサちくわ(佐藤元英社長)はミニトマト(あまえぎみイエロー)を丸ごと入れた練り製品「とまと新上」を発表。糖度7以上のさわやかなトマトを、なめらかな生地で包み込んだ商品。2012年に作った赤いミニトマト「美」の新上2個とセットにし、4月1日から6月頃の期間限定で直営店にて販売予定。価格は450円(税別)。

 吉田商事(斎藤裕幸社長)は東三河産バジルを使ったラスク「バジルラスク」を作った。同社が行っている全国特産品の開発・販売を地元でも行おうと着手。バジルに着目し、女性をターゲットにしたワインに合うイタリアンテイストの商品を農家、ソース製造メーカーなどに発注した。バジルを主張させすぎず、おいしさにこだわった。8枚550円ほどで販売予定。県の観光施設や首都圏のスーパーと交渉中。

バジルラスク

とよはしポタアジュ

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