東三河データファイル 

地域と連携し万一に備える

「わが社のトピックス」大木家(オーギヤグループ)

2014/06/11

協定調印後の大木社長(左)と小栗自治会長

 東海日日新聞社運営の「東三河データファイル」に参画する大木家(オーギヤグループ、大木伸浩社長)は磐田市上万能自治会と、オーギヤ磐田店(同市上万能)を災害時の一時避難所として使用する協定をこのほど締結した。本面では同協定や同社の新たな取り組みなどを紹介する。

店舗屋上に設置された太陽光パネル

オーギヤ磐田店

オーギヤ磐田店/一時避難所として活用

 1992(平成4)年のオープン以来、ツインドームとして親しまれたパチンコ&スロット店のオーギヤ磐田店は、昨年12月に建て替えリニューアルオープンした。同協定は、その建設準備段階から進められていたもので、同地区の指定避難所である公会堂が、築50年以上で老朽化が進んだため、一時避難所を探していた同自治会からの申し入れに対して同グループが快諾し、協定締結が実現した。

 調印式は同店で先月30日、大木社長と上万能自治会の小栗幸夫会長らが出席し、協定書へ署名・押印が交わされた。これにより震度5以上の地震時や、津波警報発令時などには、同店立体駐車場の4階以上が避難場所として使われることとなった。同店西へ約1・5キロ先にある天竜川は、河口部から約4キロしか離れていないことから、ゲリラ豪雨や台風時、同川氾濫(はんらん)による浸水への対策にもつながったと言える。

 調印後、大木社長は「店を一時避難所として活用してもらう話が具体的に進んだのは今回が初めて。これをきっかけに他エリアの店舗にも広げていけたら」と意欲を燃やす。また、同店2階には備蓄庫も備え、非常時には地域住民に無償で提供する。

太陽光発電事業も好調

 また、同グループは災害時だけでなく環境への取り組みとして、昨年7月から太陽光発電事業をスタート。同店舗屋上にも約1200枚の太陽光パネルを設置し、約250キロワットを中部電力に売電している。

 このほかバリアフリートイレの設置や、認知症サポーター育成など、同グループは今後も地域に愛される店づくりを進めていく。

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