天然ガスパイプライン「静浜幹線」/中部・静岡ガスが発表
2014/08/09
中部ガスと静岡ガスは8日、静岡県中西部での安定的ガス供給体制確立をめざし建設を進めている、静岡―浜松間を結ぶ天然ガスパイプライン「静浜幹線」の全線開通時期を、2015年後半とすると発表した。
静浜幹線は、静岡市の清水LNG袖師基地と浜松市の中部ガス南部供給所を結ぶ全長108キロ。2009年に着工し、静岡市から掛川ガバナステーションまでの約70キロは、14年1月に開通し運用を開始している。
浜松市までの未開通区間(約40キロ)は、一部地域の建設方法見直しにより工期が遅れていた。
静浜幹線のうち、静岡市の安倍川から磐田市の太田川までの「中央ライン」(約74キロ)は、両社による合弁会社「静浜パイプライン」が建設している。