2024（令和6）年
4月25日 木曜日
中部ガス 連結業績発表／営業・経常利益ともに増加
2014/08/09
中部ガス（豊橋市駅前大通１、神野吾郎社長）は８日、２０１４年12月期第２四半期（１～６月）の連結業績を発表した。中間決算としては、売上高、利益ともに過去最高を記録した。
連結売上高は原料費調整制度にもとづく販売価格の上昇により、２５０億６１００万円（前年同期比10・１％増）に増加。利益面では、天然ガス価格上昇の落ち着きや磐浜パイプラインの供用開始遅延に伴う減価償却費の減少により、営業利益が26億８４００万円（同22・１％増）、経常利益が29億４５００万円（同13・２％増）に増加した。中間配当は３・５円。
家庭用のガス販売量は気温が高めに推移したことにより前年同期比１・２％減少したが、業務用は大口顧客の稼働により同０・６％増加。全体で同０・１％増加した。不動産事業では、戸建て住宅用地の買い取り再販や賃貸管理の資産マネジメント収入が増加し、売上高を伸ばした。
下半期は天然ガス価格の上昇が予想され、通期では売上高４８３億円（同７・３％増）、営業利益17億円（同６・９％減）、経常利益17億円（同29・２％減）を見込んでいる。
