今年度の次世代経営塾終了

「総括＆異業種交流会」に40人

2014/09/01

模擬商談会の様子

　豊川信用金庫（半田富男理事長）が事務局を務める「豊川しんきんニュービジネスクラブ」（Ｔ―ＮＢＣ）は、研修センターで次世代経営塾第４弾「総括＆異業種交流会(商談会)」を開き、40人が参加。今年度のシリーズを終了した。

　講座は「営業力強化・商品力強化編」として５月から毎月開催。第１回＝ビジネスマッチングの改善が貴社の未来を作る▽第２回＝ビジネスマッチング力強化～営業力強化編～▽第３回＝同～商品力強化編～をテーマに講義を展開。

　この日はこれまで学んだことを生かして、塾生２人が実際に自社ＰＲのプレゼンテーションを実施。その後全塾生で異業種交流商談会を開催し自社製品・サービスを売り込んだ。会社の次世代を担う塾生（後継者や若手経営者20人）と、企業の経営支援を行う信用金庫職員（20人）が、事前に自社ＰＲや売りたいもの・買いたいもの・業務提携の希望などを記載した自己紹介シートを作成し、これを基に商談を行い、実際の商談に結びついた塾生もいた。

　講義終了後、塾生からは「今回の次世代経営塾をきっかけに、自社の商品の優位性や強みを見つめ直すことができ、販売・販路拡大に自信が持てるようになった」「異業種の方とディスカッションする中で、自社の商材がこれからの成長分野で生かすことができると新たな自信につながった」などいくつもの意見が挙がった。

　講師を務めたインクグロウの田中洋平氏は「他人と過去は変えることはできない。この先変えることができるのは自分と未来であり、自分が変わることで周りの人と未来を変えることができる。この塾で学んだことを生かし、自己革新や今後の企業の成長を進めて」と塾生に呼びかけた。