サーラグループ駅前基本構想発表「元気と健康」

2004/08/31

2007年度中の予定

 中部ガスグループのサーラコーポレーション(豊橋市白河町、神野吾郎社長)は30日、豊橋駅前の旧西武百貨店跡地を活用し、「まちの元気を呼び起こす」コミュニティプレイスを創造するための基本構想を発表した。開発の方向では、旧西武のA、B館跡地はホテル・オフィス・商業を盛り込んだ複合開発を計画。ホテルではグループ企業の豊橋グランドホテルを移転する。また、旧駐車場跡地は界隈(かいわい)性づくりの拠点化を図るとしている。これから設計、運営計画、事業形態などを立案し、1年後には工事に着手、2007年度中の開業をめざす。総事業費は約75億円を見込んでいる。

 西武百貨店豊橋店跡地は昨年11月、ガステックサービス(豊橋市白河町、神野吾郎社長)が取得を決め今年7月、約17億円で正式に購入した。駅前立地を配慮し、これまで活用の方向を検討してきたが、今回基本構想をまとめて発表、今後は具体的な計画立案に入っていく。

 取得した敷地は、豊橋市駅前大通1、西武百貨店B館跡地の2047・94平方メートルと、A館跡地の2565・47平方メートル。それと旧駐車場跡地の1210・16平方メートル。
 プロジェクトの基本的な考え方は、「東三河・豊橋『元気』化プロジェクト」で、地域・街と人(生活者)を「元気」に「健康」にする。

 事業ではAとB敷地は、高層棟、中低層棟、広場環境を組み合わせた楽しい環境づくり、シティホテル、オフィス、文化教養・コミュニケーション機能ほか。オフィスではサーラグループの本社機能の一部移転も検討している。C敷地は駐車場のほか、運営ソフトを重視し、にぎわいづくりを進める。

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