市民劇「ひとすじの糸」の舞台裏㊦

悲しみ 愛情の先に希望 歴史語り継がれ明日の街に成る

2016/06/06

渡邊美知子さんは、天を見上げて小淵しちを演じきった

 小淵しちは、盲目の一人娘を残して、豊橋の二川にやって来た。そこには、さまざまな事情があったものの、市民劇では、親子の情愛が切なく豊かに描かれていた。成長した娘のもとを訪れる三味線響く旅館の場面。深い悲哀を通じて愛情は生まれると思った。 「...

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