桜の季節
第3章 23回
2017/08/13
宮川工機がトレーニングバイクを贈呈
地元メーカー・宮川工機が桜丘バスケ部に公式ボールとトレーニングバイクを贈呈。東三河を代表するチームへの期待の大きさが感じられた。彼らはその期待に応え、ウインターカップで結果を出せるのか。勝負まで残り3カ月。
中部大第一が中心となった国体チームには、桜丘からも3人が選ばれている。来週末にはミニ国体で東海ブロック代表が決定。大井崇幹と富永啓生、ジャイニャ・クルは、10月から愛媛県宇和島市で行われる国体でどんな活躍を見せるのか。ひとつでも何か特別なモノを学んでほしい。
インターハイ後、3回戦で終わった大会を江崎悟監督に振り返ってもらった。「まだ個々の状態が勝敗を左右している。チームとして、全員が臨機応変に実力を発揮できることが必要。激しいマンツーマンディフェンスに苦戦する場面が多い。苦手意識を払拭しなければ戦えない。彼らはやればできる。中部大第一に勝つか負けるかは選手たちの戦う気持ち次第だろう」。
富永は「正直、北陸に勝つイメージがなかった。勝ってから、気持ちを切り替えられなかった。飛龍の勢いを跳ね返すだけの強さが、まだまだ自分もチームにも足りないと思う。攻撃、守備で1対1を戦えるように。まずは国体。その後は中部大第一に勝って絶対に全国へ行く」と、今冬への熱い意気込み語った。
木村貴郎は、1年生ながらPGとして大舞台に立った。「結果は悔しいが非常に良い経験になった。ただ、自分が役割を果たしたという印象はない。技術のレベルが高いし気迫も違った。もっと体幹を鍛えて、もっと戦えるようになりたい。ウインターカップにも出場したい」と話した。