中核2社を合併へ

中部ガスとガステックサービス

2019/04/10

 サーラコーポレーション(豊橋市駅前大通1、神野吾郎社長)は9日、同社の完全子会社で都市ガス事業を展開する中部ガスと、同じくLPガスを手掛けるガステックサービスが12月1日付で合併すると発表した。サーラグループはグループ内企業の再編を進めており、中核2社の合併でエネルギーと生活総合サービスを提供する事業体制の整備を終えた。

 合併は中部ガスが存続会社となり、社名は「サーラエナジー」に変更予定。2社の会長を務めてきた神野吾郎氏と社長の鳥居裕氏が、引き続き新会社のトップに就く。

 サーラエナジーの下には、事業エリアごとに新たに4販社を設立する。愛知県東部は「サーラE&L東三河」が担当。浜松、名古屋、静岡を拠点とする新販社も設立し、既に事業展開している関東の販社と合わせた5社体制で、地域に根差した総合サービスを提供する。

 各販社は、個人向けのガスや電気のエネルギーと、リフォームや宅配水など暮らしと生活に関わる総合サービスの窓口となる。法人向けの営業はサーラエナジーが担当する。

 グループでは、2016年にグループ内の上場3社を再編して資本統合を実施。17、18年には、中部ガスとガステックサービスの本社機能と役員体制を一本化。締めくくりとして、グループ売上高の45%を占める2社を合併し、再編効果を発揮して収益と競争力を高める体制固めを終えた。

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