【寄稿】 新美南吉と東三河

作家・南吉の誕生を後押しした豊川市の湧水伝説/大木町の鑓水(やりみず)縁起

2019/08/27

童話「牛をつないだ椿の木」挿絵。井戸の完成を見届け、主人公は出征し帰らぬ人となる(『新美南吉童話大全』(講談社・刊)より

 「昨日から新しい生活がはじまったのである。腎臓結核(つまり死)との新婚生活が」 「文学の仕事ももうやめようと思った」 「朝、目がさめるとすぐ病気のことが頭に来た」 「風景に詩を見られなくなってしまった。やはり精神が落ちつかぬのだ。童話が書...

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童話「牛をつないだ椿の木」挿絵。井戸の完成を見届け、主人公は出征し帰らぬ人となる(『新美南吉童話大全』(講談社・刊)より

「鑓水」の地名は今も残り、JR飯田線の踏切にもその名を留めている(宝陵高校の所在地の字名でもある)

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