豊橋中央高校が農業体験

2006/04/23

ぼっちゃんかぼちゃの苗を植える生徒たち

 豊橋中央高校(高倉宣夫校長)2年生84人が22日、豊橋市野依町の畑で農業体験を行った。地元農家大竹福松さんの指導のもと、ぼっちゃんかぼちゃの苗288株を植えた。

 地元の農産物の生産を実際に体験し、地元農業への関心を持ってもらおうと一昨年から始めた。この日は初めてとなる男子生徒を含めた希望者84人が参加し、JA豊橋第4事業所で豊橋農業の紹介を聞いたあと、近くの畑へ移って定植を行った。

 畑では大竹さんから植え方の説明を受けたあと、ぼっちゃんかぼちゃの苗3種類を1人3株ずつ丁寧に植えた。手際よい作業に、大竹さんは「昨年よりもみんな上手でしたね」と感心していた。

 家政科の生徒が多く参加し、料理を作って食べるだけでなく、生産者側の立場を知ってもらいたい意図もある。今後は7月15日の収穫日まで大竹さんが畑を管理し、育成状況をJAのホームページで見ることもできる。参加した生徒は「収穫が楽しみ」と笑顔で話していた。

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