頑張る中小企業も紹介/豊橋商業高校で「かわしん高校生金融教室」
2020/07/15
真剣に耳を傾ける生徒たち
県立豊橋商業高校でこのほど、豊川信用金庫(半田富男理事長)による「かわしん高校生金融教室」が開かれた。国際ビジネス科の17人が、同庫職員による講話を聞いた。
「東三河の地域の魅力と頑張る中小企業」がテーマで、主な内容は、東三河の環境面や経済面の魅力▽コロナ禍の全国企業の景気動向(4~6月期の実績と7~9月期の見通し)と、東三河の状況▽コロナショックとリーマンショックの違い▽新連携事業、農商工連携事業、地域資源事業等に認定された、東三河で頑張る中小企業の魅力や見つけ方▽地域社会の発展と地域社会の利益を優先する信用金庫―について説明があった。
質疑応答では、生徒たちから多くの手が挙がり、講話の内容のみならず就職に関する質問もあった。
終了後、生徒からは「日本で走っている外車の半分以上が三河港から陸揚げされているとは知らず、びっくりした」「三遠南信という地域のくくりがある事を初めて知った」「自分が知らないだけで、地元で頑張っている中小企業がたくさんある事が分かって良かった」「信用金庫が銀行とは違い、なぜ地域に密着した金融機関なのかがわかった」などの声が聞かれた。
金融教室は、社会人講話として同校が同金庫に依頼した。