「かわしん空き家対策応援ローン」
2020/08/19
左から山下市長と川村常務理事
豊川信用金庫(半田富男理事長)は、空き家解体にかかる費用や改築・改装費用に利用できる同金庫の商品「かわしん空き家対策応援ローン」に関し、田原市と、業務連携・協力の覚書を結んだ。金利優遇などで地域の空き家対策事業を後押しする。
同金庫の川村明弘常務理事と山下政良市長が17日、市役所で締結した。同ローンは、市の紹介を受けた利用者に対し、空き家の解体や賃貸目的の改装費、防犯・防災上の設備対策費などの金利を優遇。固定金利2・48%(保証料含む)で、同市を通じて申し込みをすると、0・20%優遇する。融資額は10万円以上500万円以内で、利用期間は6カ月以上10年以内。担保は不要で、連帯保証人も原則不要になる。
同金庫では、全国的にも顕著化している空き家問題に対して地方公共団体と協力して連携を強化。豊川市、東栄町、設楽町、豊根村とすでに締結している。