地域スポーツ企画「とにすぽ」
◆雪辱を胸に躍進
2025/08/04
長打力も持つ砂田隆晴主将
豊橋中央は1997(平成9)年に男女共学となり、2024(令和6)年に創立100周年を迎えた。野球部は2003年に創部、バス移動で約15分離れた大山グラウンドで練習を行っている。
2018年から萩本将光監督が指揮を執り、コーチ時代を含め谷川原健太(福岡ソフトバンク)と中川拓真(東京ヤクルト)、星野真生(中日ドラゴンズ)がプロ野球の世界へ羽ばたいた。選手育成に定評のあるチームとして注目を集めた。
昨夏は、内山京介や前島史弥など強力な投手陣を擁してベスト8へ勝ち上がったが、守備の要・松井捕手の骨折離脱などで準々決勝敗退。新チームで挑んだ秋季県大会は3回戦で敗退。今春は、県大会の初戦で打線が沈黙し、東邦に1点差の惜敗を喫した。
そして雪辱を誓う今夏は、小学生の向山ビクトリー時代から組む髙橋と松井のバッテリー、守備陣を引っ張る遊撃手の花井成次、主将を務める責任感ある砂田隆晴、成長著しい1年生の中立大翔など愛知豊橋B出身の選手たちを軸に頂点へと駆け上がった。