【連載】戦後80年資料で見る豊橋と戦争

軍都豊橋の面影展から第1回/軍隊生活の絵葉書/兵士の日常をマンガで

2025/08/04

絵葉書の一部(提供)

 NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」で過酷な軍隊生活が紹介されたことが記憶に新しい。兵士たちは実際にどんな生活を送っていたのだろうか。
 陸軍歩兵第18連隊が置かれていた豊橋のまちなかなどで、土産物として販売されていたと思われる軍隊生活をマンガで表した絵葉書(えはがき)からその一端を知ることができる。
 戦前に発行されたものだが、入隊から除隊までの生活が、起床から掃除、食事などの日常、訓練、演習の様子、外出日の楽しみなど幅広い範囲でユーモラスに描かれている。軍隊主催の祭りなども催されたことがわかる。
 当時からマンガは庶民に人気の娯楽であった。兵士の笑顔が描かれているのが印象的だ。
 ■31日まで豊橋市美術博物館で開催中の「軍都豊橋の面影展」で展示
   
             ◆ ◇ ◆

 戦後80年を迎える今年。節目にあたり、豊橋市今橋町の市美術博物館で企画展「軍都豊橋の面影展」が開催されている。展示される市民から集められた資料から、市民と戦争の歴史を探る。

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