より安全で衛生的に/ヤマサちくわと伊原工業が共同開発
2020/09/15
安全衛生管理を強化した新キッチンカー
ヤマサちくわ(佐藤元英社長)は14日、「安全衛生管理の強化」のコンセプトに対して一新したキッチンカーを報道関係者らにお披露目した。
このコンセプトに賛同した伊原工業(豊川市伊奈町)と共同開発したキッチンカーで、車体の幅や長さが軽自動車サイズ、車高が2・5メートルにし、移動のしやすさと作業のしやすさも考慮した。
揚げ物フライヤーなどを備えた調理スペース内には、従来よりもステンレス鋼板を多用し、次亜塩素酸水によるふき取り洗浄性能を強化した。
ヤマサちくわ営業推進部の神谷治男さんは「イベントの小規模・分散化の可能性を視野に入れてコンパクト化した」と述べ、「今後は安全性を強化したキッチンカーでイベント会場に出店する予定。安心して楽しんでいただきたい」と話した。
キッチンカーでは、実演用の人気商品を用意し、出店会場で作り立てを提供する。