地域スポーツ企画「とにすぽ」
豊丘/互いに励まし合い高め合い
2025/07/07
互いを認め励まし合う豊丘ナイン
◆チーム一丸
高校野球愛知大会1回戦、豊丘が大府東を寄せ付けず攻守ともに圧倒、13得点の大勝で危なげなく初戦突破した。先発マウンドに立った2年生エース山本誠剛が8回まで121球の力投を見せ、最終回には控えの榊原凪生(3年)が無失点でしっかり締めくくった。
新チームは、昨秋の公式戦4連敗から始まった。山本剛之監督は「選手たちの経験不足」を敗因に挙げた。一冬を越えチームとして徐々に戦う形が見え、春季大会は東三河1次リーグ戦を1位突破、県大会では1回戦で準優勝の東邦と1点差の接戦を演じた。
今夏は、スタメン5人が2年生と将来性あるチーム。有賀仁健主将(3年)を軸に学年の垣根を越えて仲が良く、勝っても負けても互いを励まし合える関係がある。彼らにとって一戦一戦の積み重ねが次への大きな一歩につながっている。