初回から多様なアイデア/シティプロモ戦略策定へ/若者対象ワークショップ/豊川市
2025/07/07
ワークショップで、豊川市内の魅力を書きだしていく参加者たち(豊川市役所で)
豊川市は6日、シティプロモーション戦略策定に向けた若者対象のワークショップの初回を市役所で開き、地元の高校生から30代までの21人が参加した。若い市民目線で豊川の魅力を発信するブランドメッセージを生み出そうと多様なアイデアが出た。
策定は市のブランディング、シビックプライドの醸成、移住人口の増加が目的。初回は「豊川を紹介する」をテーマに、高校生3人、大学生11人、社会人7人がグループごとに個々が思う市内の魅力を書き出し、「生活」「子ども・学生」「大人」「観光・レジャー」の4分野に分けて発表した。
抽出された魅力には「JRや名鉄、バイパスがあり都市圏へのアクセスが良好」「道が広い」「公園が多い」「スポーツがしやすい」「ゆるキャラの『いなりん』がかわいい」などがあった。
全3回で、来月の2回目ではこれら魅力を組み合わせたブランドイメージを洗練させ、市民投票に出す3案に絞る。
南山大3年の加藤悠生さんは「地元の魅力を知ることで将来貢献できることがあるかもしれない」と見据え、京都産業大3年の眞河春果さんも「若者が積極的に発信することが大事。意識が高い人たちから学びたい」と意気込んだ。