須山初美候補(共産・新)/「人間らしく働けるルールを」/癒やしは岩盤浴とウオーキング
2025/07/06
巨木巡りも楽しみの一つと語る須山候補(名古屋市内で)
大学でデザインを学び卒業後、就職した広告会社ではデザイナーとしてやりがいを感じた。「良いものができた」。うれしかった半面、長時間労働との葛藤、男女の賃金格差も問題があった。同僚は心や体を壊し先輩も格差に失望し、会社を去った。「こんな思いは私たちの世代で終わらせたい。人間らしく働けるルールを作りたい」。これが政治に関わる原点となった。
国政の挑戦は2016年から始まり、今回で6回目。物価高対策として消費税0を目指し5%にただちに減税のほか、格差是正のための実効ある法律づくりや選択的夫婦別姓の実現などを訴えるとともに重要視する一つが「ジェンダー平等」。障がい者が身内にいることの影響が大きいという。それでも元気に働く姿に、「だれ一人取り残されない社会をつくるために頑張っていきたい」と並々ならぬ決意だ。
趣味の岩盤浴のほか、遠い駅までウオーキングし、帰りは電車で戻る。汗を流すことが癒やしにつながり活力源となる。広告会社時代から続けている巨木巡りも楽しみの一つ。歴史の流れを感じ、時を忘れるそうだ。