平和・共生の鐘をならそう会が開催
2025/07/06
鐘を鳴らす参加者(豊橋公園で)
世界が平和で穏やかであるように願って、豊橋公園内の「平和・共生の鐘」を鳴らす「平和・共生の鐘をならそう会」が5日、豊橋公園で開催された。豊橋ユネスコ協会が主催した。今年で4回目となる。
オープニングにあたり、ハンマー・ダルシマー奏者の平野明子さんが演奏を披露した。続いて渡邉正会長が「3年前に鐘が設置され、4回目の『平和・共生の鐘をならそう会』が実施された。設立への市、市民、小中学生らの協力支援に感謝する」とした上で「今年は戦後80年。この80年を平和に過ごせたことは大切なことだ。国際社会では紛争など不安も多い中、平和に対する関心も高まっている。平和を祈り、鐘を鳴らそう」とあいさつ。
参加者が次々と鐘を鳴らし平和と共生を誓った。
市内から訪れた戦中生まれだという市民2人は「戦中生まれとして、最近の国際情勢に心を痛めている。平和な世界が来るよう心を込めて鐘を鳴らした」と話した。
会の後は、豊橋公園内の戦争遺跡を巡る「おやこで学ぶ戦争遺跡見学会」が開催された。