プロ野球・オリックスが指名あいさつ/「来年から活躍を」
2020/11/05
谷口スカウトと笑顔で活躍を誓った中川選手(豊橋中央高校で)
プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議2020)でオリックス・バファローズから5位指名を受けた豊橋中央高校の中川拓真捕手(3年)のもとを4日、球団関係者が指名あいさつに訪れ、来年からの活躍に期待を寄せた。
同校を訪問したのは、オリックス球団本部編成部の牧田勝吾副部長と、中川捕手を発掘した谷口悦司スカウト。「試合映像を見て、胸に響くものがあった。(5位指名まで)『残っていてほしい』という強い思いが届いた。打撃練習の飛距離は素晴らしく、数年後のレギュラー獲得が楽しみ。『三河のバズーカ砲』が全国区になると期待している」と述べた。
中川選手は「中嶋聡監督代行のような捕手を目指し、期待に応えたい。同期の高校生3人(山下舜平大、元謙太、来田涼斗)と互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、1軍でプレーできるように努力していく。(将来的には)クリーンアップを打てる選手になりたい」と、力強く意気込みを語った。
3年間、中川選手を指導した萩本将光監督は「指名の瞬間は思わず『よっしゃー』と拳を握った。オリックスと豊橋中央の良い縁が築けてうれしい」と感謝した。